良き仕事との出会い

日常生活において何となく感じる物足りなさ。それは自分自身に責任があるのでしょうが、心のどこかで良き人との出会いを求めている節があると感じます。

でも、冷静に振り返ってみると、人との出会いには大きなストレス、プレッシャーがのしかかってきます。人そのものを受け止めようとすると、様々な葛藤が発生します。もちろん、そのような葛藤を含めて良き人との出会いを求める本能があるのかもしれませんが、年齢を積み重ねていくにつれて知恵がつき、他人との距離感を測ろうとするのも事実です。

最近気づいたのですが、そのような物足りなさを埋めるものとして良き仕事との出会いがあるのではないか、ということです。感動する曲や小説、映画に出会うと、とても良い気分になります。また、芸術作品だけでなく、例えばトイレを綺麗に掃除してくれる清掃員に出会ったりします。その人がどのような人物かはしれませんが、その仕事を通していつも以上にトイレが綺麗になっている。きっと雑な仕事をしても時給は変わらないのでしょうが、それでも熱心に掃除する人がいる。そのような良き仕事と出会ったときには、心の中で頭を下げて感謝する。そのような視点を持っていたいと思います。

綺麗事のリスク

最近、綺麗事のリスクが高まっているような気がします。

ダイバーシティや脱炭素、多文化共生等、あたかも心地よさそうな言葉が一人歩きをして、その風潮を悪用しようとする動きが高まってきているような気がします。

「いまどき、真剣に日本のことを考えている国会議員はいない」と現職のある国会議員が話したそうですが、もし本当にそれに近い状況が現実であるなら、綺麗事のリスクは想像以上なのかもしれません。

私個人はちっぽけな存在ですが、せめてそのような危機感は常に持っていたいと思います。

桜開花宣言2024

東京の公式な桜開花宣言はまだのようですが、私個人としては今日が桜の開花宣言を出す日です。

今日、普段通る道で桜が一輪開花しているのを発見しました。

最近寒い日が続いていたのでいつもよりも桜の開花が遅れているようですが、待ち侘びるくらいがちょうど良いように思います。一輪の花びらを咲かせている桜を発見して、とても嬉しくなりました。

閉店のあと

街で店舗が閉店しているのをしばしば見かけます。すぐに新しい店舗が入ればよいのですが、閉店のままシャッターが閉まっている光景をよく目にします。

コロナ禍の影響は、今でも静かに忍び寄っているのかもしれません。インターネットでいろいろな物が買えることを体験したし、家の中で食事する生活習慣も悪くないと実感しました。

それに、最近の物価高も影響しているのかもしれません。コンビニのおにぎりを頻繁に購入していた生活習慣はもう過去のもので、おにぎり一つ買うのもためらう状況になっています。

ただ、街からいろいろな店舗がなくなっていくのはやっぱり寂しいものです。それに、たまに外食したくなるのは今でも変わりません。都合のいい願望かもしれませんが、いろいろな店舗が賑う街が増えていってほしいと思います。

建替えラッシュ

最近、東京の街(特に下町)でビルの建替え工事をよく目にします。

戦後の高度成長期に建てられたビル群が建替えの時期を迎えているのでしょうか。コロナ禍で数年止まっていた工事が一気に動き出しているような感じがします。

古い建物には、街中に何となく懐かしい風情を醸し出す佇まいがありました。そういったものがどんどん無くなっていくのは少し寂しい気もしますが、新しい建物には新しい建物なりの魅力があります。

今は時代の大きな移り変わりの時期を迎えているような気がします。その変化の渦中を、楽しんでいきたいと思います。