楽しめるかどうか

先日、羽生善治さんの講演を聞いてきました。

小学生の頃、一時は将棋のプロ棋士になることに憧れを持っていましたので、羽生さんと共有した時間はまさに至福のひとときでした。

 

羽生さんは厳しい勝負の世界に身を委ねてこられたからでしょうか、ときおり厳しいお話もありました。

一番良い状態は、勝負を楽しんでいるとき。緊張しているときは、それほど悪い状態ではない。一番良くないのは、やる気が出ないとき。

 

わかりやすい言葉で穏やかにお話されていましたが、勝負し続けることの厳しさを感じました。もし、「勝負」を「仕事」という言葉に置き換えてみたら…。

 

確かに仕事を楽しんでいるときは状態の良いときですが、仕事に対してやる気が出なくなることもあります。でも、当然ながら請け負った仕事は完遂しなければいけない…。そこでどうするか。

 

そのヒントを教えていただきました。あとは実践あるのみ。今回のお話を、自分自身の肥やしにしていきたいと思います。

流れ星

田舎の夜空の下で電話していたところ、流れ星のような光が流れていきました。

 

気のせいかな、と思ってそのまま電話していたら、今度は鮮やかな流れ星が、空の端から端へと流れていきました。

 

電話を終えて、もう一度しっかり流れ星を見ようとじっと星空を観察しましたが、もう流れ星を見つけることはできませんでした。

2000万円の衝撃

金融庁の報告書による「老後2000万円不足問題」ですが、一般的には新鮮なデータを提示したのではなく、年金制度における共通認識としての前提を伝えたものとされています。

 

今までこの事実があまり大きな問題になってこなかったのは、ある前提があったからではないでしょうか。

 

それが退職金です。「定年まで勤めれば2000万円程度の退職金が出るはずなので、定年退職後は退職金と年金で生活してください」という隠された前提があったものと思われます。

 

退職金には退職一時金と企業年金があるようですが、話を簡単にするためにザックリと退職給付額をネット検索してみました。それによると、上場企業や国家公務員の退職給付額は2400万円程度、東京都の中小企業が1400万円程度とありました。東京都以外の中小企業の平均額はわかりませんが、おそらく東京都の中小企業の平均額よりも少ないものと思われます。

 

私自身、将来に対する漠然とした不安な気持ちは、このことにも大きな原因があったと理解しました。つまり、定年退職金のない仕事人生を選択したために、定年という概念が当てはまらないかわりに、「収入がなくなったらどうしよう」という不安感が、年齢を重ねるにつれて大きくなっていきます。

 

退職金のない人は、この事実を相当真剣に受け止めなければいけないのでしょう。そしてこの問題の重要なポイントは、2000万円も退職金を受け取れない人の割合が、今後ますます増加していく可能性があるということではないでしょうか。

 

この危機感を、仕事を前向きに取り組むための補助線とすることができれば、と思います。

常識は動いている

常識とされる考え方や社会通念は、いつも同じではなく、少しずつ変化しているようです。50年近く生きてきて、そのことを実感しています。

 

最近、私の世代よりももっと若い人が書いた本に、同じような内容を見つけました。

「僕たちの親の世代が刷り込まれた常識と、現在の常識はすでに変化している。」

 

確かにその通りなのかもしれません。定年まで雇用が守られる時代ではなくなりつつあるし、影響力のある大手企業でさえ労働環境の改善を求められる時代です。

 

これからは、組織としての結び付きが緩やかとなり、個人としてどのように働いていくかが問われる時代になっていきそうです。日本自体は人口減少社会に突入していますが、 AIやロボットによっていかに業務を効率的にこなしていくかが重要な課題となっています。

 

そのような環境にあって、危機感を持つことはもちろんですが、環境変化を前向きに捉えて積極的に仕事と向き合っていくことができるかどうかが、大きな分かれ道となりそうです。

 

 

時の鐘

学生時代、川越市に住んでいたことがあるのですが、すぐに引っ越してしまったため、川越駅付近の商店街を今まで散策したことがありませんでした。

 

最近、初めて西武新宿線に乗り、本川越駅で降りて付近を散策し、時の鐘も見てきました。

 

週末だったこともあったのでしょうが、かなりの賑わいで、私が学生のときに住んでいた街の近くに、こんな大きな街があったのかと驚きました。

 

電車に乗って、降りたことのない駅で降り、いろいろな街を散策していこうと思います。

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飛行機での移動

飛行機はエコノミークラスしか乗ったことがありませんが、エコノミークラスのあの空間が、若い頃はそうでもなかったのですが、今ではどうも苦手です。

 

そのため、必要がなければなるべく飛行機には乗らないようにしよう、という心理が働き、もう十年以上も海外旅行をしていません。

 

最近どうしても飛行機に乗らなければならない用事があり、国内路線の飛行機に何回か乗っているのですが、以前よりも座席がゆったりと感じられるようになり、徐々に苦手意識はなくなりつつあります。

 

それに、飛行機から見る景色はやっぱりいいですね。子供のように正面から窓と向き合い、外の景色に夢中になってしまうことがあります。

 

また海外旅行をしたくなってきました。

フリック入力

この記事を、フリック入力を活用して書いています。

 

ネット記事を見ていてときどき「フリック入力」という言葉自体を見かけることはあったのですが、それがどういうものなのかよくわからないまま今までスマホを使っていました。

 

最近、たまたまスマホ初心者向けのパンフレットを見る機会があったのですが、それにはフリック入力の仕方が丁寧に書いてありました。

 

今までこんな便利な入力方法を知らずにスマホを使っていたのか…と思うと、自分自身が時代に取り残されていた気がして、浦島太郎になった気分になりました。

 

生活の多くの場面で必要不可欠となりつつあるスマホとしっかり向き合い、スマホを通して時代の変化に対応できるようにしていかなければ、と反省しました。

 

それと、知らないことがあったらすぐ確認するということは、いつの時代においても大切なのでしょうね…。