将棋の神様

将棋のイベントで、「将棋の神様がいるとすれば、何をお願いしたいですか?」という質問に対し、藤井聡太七段の回答が「まさに神回答」と話題になっています。

 

「将棋の神様がいるのであれば、一度お手合わせをお願いしたいです。」

 

神様のお気持ちは人間には計り知れないものですが、でももし本当に将棋の神様がいらっしゃるのであれば、きっと微笑んでおられるような気がします。

 

もしも私が将棋の棋士だったら、「大きなタイトルを一つ獲りたい」「来年はもっと勝率を上げたい」といったように、自分自身のエゴを満たすことをお願いしていたと思います。

 

でも、藤井聡太七段の場合は、将棋をもっと楽しみたい、将棋がもっと強くなりたい、という純粋な気持ちが強いから言える内容なのでしょう。

 

今の藤井聡太七段に期待されることは「史上最年少の○○」という肩書きですが、やっぱり最終的には羽生さんの持つ通算タイトル数、現在も増やし続けていらっしゃる通算勝利数に挑戦してほしいというファンは多いのではないでしょうか。

 

それを目撃するには私自身も長生きする必要があり、老後の密かな楽しみとなっています。

草野球

イチロー選手がほっともっとスタジアム神戸で草野球の試合に参加し、ニュースになっています。

 

本当に野球が好きなんだな、というのがよくわかります。日本のプロ野球に復帰する意思表示をすれば、少なくともオリックスは獲得に名乗りを上げたでしょうが、イチロー選手にとってその選択肢はなかったということなのでしょう。

 

かなり昔、一度だけほっともっとスタジアム神戸でオリックスの試合を観戦したことがありますが、そのときはまだイチロー選手が加入する前でした。そのため、スタジアムは結構空いていて、のんびりした印象がありました。

 

イチロー選手のルーティンは、草野球であっても現役のままのようです。今回の試合は一般解放されなかったようですが、一般解放されればチケットを買ってスタジアムまで観戦に行きたい、という人はかなりいるのではないでしょうか。

 

入場料収入は目的を持って寄付する、ということにすれば、賛同を得やすいのではないかと思います。

 

タイトル挑戦ならず

将棋の八大タイトルの一つ、王将戦で、藤井聡太七段が勝てば渡辺三冠との挑戦権を獲得することができたのですが、広瀬竜王に破れ、挑戦権は広瀬竜王が獲得することになりました。

 

藤井七段といえばプロ棋士の中でも詰将棋を解く能力は飛び抜けているそうですが、実際の将棋タイトル戦でどのような実力を発揮するのか注目が集まっています。

 

今回は「史上最年少でタイトル挑戦なるか?」ということで、いつも以上に注目が集まったようですが、残念ながらそのような結果とはなりませんでした。しかも最後の最後で間違えて頓死による逆転負け。誰よりも藤井七段自身が、一番悔しい思いをしたことでしょう。

 

ただ、師匠である杉本八段のコメントに救われたような気がします。

 

「今回は一分将棋だったし、時間が残っていても難解な局面だったので、失敗でも挫折でもない。ただ、若い藤井七段が大きな経験をまた一つ積んだということ。」

 

この師弟関係の二人に好印象を持っている人は非常に多いでしょうが、今回の杉本八段のコメントでさらにファンになった人がいるのではないでしょうか。

 

ますます目の離せない師弟関係になっていくような気がします。

上空から見る紅葉

今年もほとんど紅葉を楽しむことができませんでしたが、飛行機に乗る用事があり、上空から紅葉を目撃しました。

 

本来であれば、紅葉は見上げて楽しむものなのでしょうが、たまには上空から紅葉を楽しんでも悪くないのかもしれません!

 

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ラグビーロス

ラグビーワールドカップ2019日本大会は南アフリカが優勝し、今日で全日程が終了しました。

 

優勝するチームは一つしかありませんので、決勝で破れたイングランドも最後に敗者となってしまいました。過酷な現実ですが、だからこそここまで熱狂することができるのでしょう。

 

一か月以上にわたってラグビーワールドカップを楽しんできたので、完全にラグビーロスの状態です。ラグビーワールドカップが始まるまではそれほど盛り上がっていなかったし、私自身もそれほど期待していたわけではないのですが、開幕戦の日本対ロシア戦で日本が勝利してから、一気にラグビー熱が高まりました。翌日のフランス対アルゼンチン戦を東京スタジアムで見て、いかに世界中を熱狂させるイベントであるのかを肌で感じることができました。

 

それにしても、ラガーマンの精神性は本当に素晴らしいです。日本文化へのリスペクトとして、試合後に横一列に並んでお辞儀をするチームが増えたことが話題となりました。台風の影響で試合が中止となり、釜石でボランティア活動に参加したチームがありました。試合後は傷だらけになっている荒々しいスポーツでありながら、ノーサイドの後にお互いを称え合う姿が印象的でした。人間不信に陥りそうなニュース記事が多い中で、このような精神性に痺れた人は多かったのではないでしょうか。

 

これで日本大会は終了しました。まだまだ余韻に浸っていたい気持ちもありますが、4年後のフランス大会を楽しみにして、それまでは自分自身の中の熱狂を見出していきたいと思います。

 

 

設立記念日

本日11月1日は、株式会社ホーガの設立記念日です。

普段からお世話になっております皆様に、改めて御礼申し上げます。

 

すっかり秋となり、過ごしやすい季節となりました。

今年はあと2ヶ月、悔いのない一年としていきたいと思います。

 

今後もどうぞ宜しくお願い申し上げます。