2020年度

今日は2020年度、令和二年度の最終日です。

 

今年度もいろいろな人にお世話になりました。

誠にありがとうございます。

 

今年度はコロナ禍で、TOKYO2020が延期となりました。また、いろいろなイベントが中止となり、自粛ムードの高い一年でした。このような事態は、生まれて初めての経験です。

 

明日から始まる来年度は、徐々に活動的な一年となることを期待したいです。

変身願望

最近見る夢に、実際とは異なる仕事人生を選択し、知らない会社で働いているものがあります。夢の中で異なる仕事人生を歩む自分自身は必ずと言っていいほど後悔していて、不思議と目が覚めたとき、「ああ、夢でよかった」と現実の私が思っています。

 

確かに実際の仕事人生において、後悔したり反省したりすることは多々ありますが、異なる仕事人生を歩んでいる夢を見たあと、「やっぱり好きなように生かしてもらっているのだな」ということを実感します。

 

仕事人生において後悔したり反省したりすることの原因は、選択ミスということではなく、自分自身の努力不足、不甲斐なさといったことがそのほとんどすべてと言っていいと思います。

 

そういう面で、これからの仕事人生を変身させていきたいです。

大志

サントリー伊右衛門を購入すると藤井聡太二冠のハンドタオルがもらえるということで、いろいろなスーパーやコンビニへ行くたびにチェックしてきたのですが、なかなかその景品を取り扱っている店舗に遭遇せず、あきらめかけていました。

 

でも、先日ようやくハンドタオルを置いているスーパーに出会い、脇目も振らずに伊右衛門を購入しました。

 

「大志」と書かれたハンドタオルを手に入れることができました。スーパーの中で一人、テンションが上がっていました。

 

最近、物欲はなくなってきたと思っていたのですが、こういう景品はファン心理をくすぐられます。特にペットボトルのお茶のように日常生活で必要な物でありながら、銘柄にこだわりのない私のような者からすれば、とても得をした気になります。

コミュニティバス

実家のほうのコミュニティバスが、今年四月からいよいよ本数を減らされることになりました。今までは赤字路線にもかかわらず、税金補填で毎日運行してくれていたのですが、これからは月曜・水曜・金曜の週三日の運行となります。

 

特に土曜・日曜の週末が陸の孤島となってしまうのはちょっとキツい気がします。ただ、今までも私自身それほどコミュニティバスを利用していたわけではないですし、私が利用するときも毎回私の他に一人か二人しか乗っていませんでした。やむを得ないということでしょうか。

 

ずいぶん前から感じていたことですが、過疎地域の公共交通手段の確保は深刻な問題となりつつあります。白タクを一部解禁するとしても、住民のほとんどが高齢者ですのでよっぽどのメリットがない限り白タクサービスを始める人はなかなかいないのが現状です。

 

そろそろ自動運転による無人バスの本格導入が待たれているのかもしれません。

将棋棋士と公認会計士の二足の草鞋

船江恒平六段が、公認会計士試験に合格したというニュースを見ました。

 

公認会計士試験か、それに類する試験にチャレンジしたことがある人は「これは凄い!」と思うのではないでしょうか。

 

将棋棋士として対局をこなしつつ、1年8ヶ月専門学校に通って合格してしまうわけですから、やっぱり将棋棋士は頭脳明晰ということなのでしょうか。

 

船江六段といえば一年ほど前、順位戦で現在の藤井二冠と対局しています。結局藤井二冠が勝利しましたが、終盤までどちらが勝利するかわからない熱戦だった記憶があります。

 

将棋にも真剣に向き合いながら、公認会計士試験に合格する。退路を断たずとも、こういう生き方もあるのでしょうが、それにしてもレベルが高すぎてよくわかりません。

 

退路を断つか、断たれるか

藤井聡太二冠の凄いところは、高校生ですでに退路を断っていることです。高校中退のニュースから、そのことを実感しました。

 

退路を断つ、ということは、精神論だけなら誰でも取り入れることができますが、それを実際の行動レベルにまで落とし込もうとすると相当な勇気が必要です。

 

また、実際に退路を断ってしまったばかりに失敗する人のほうがはるかに多いのではないでしょうか。中途半端な気持ちであるなら、退路を残しておくのも人生設計の知恵かもしれません。

 

退路を断つ、ということは能動的な行為ですが、いつの間にか退路が断たれてしまっている、ということもあるかと思います。最近、「自分自身は退路を断つつもりはなかったのに、知らず知らずのうちに退路がなくなっていた」という状態を想像することがあります。高齢になればなるほど転職できる機会は少なくなっていくからです。そして、こちらのほうが実は普遍的であり、現実の世界そのもののような気がします。

 

何かに取り組んでいるとき、実はそれ以外の無限に広がる可能性の扉に蓋をしている現実を、なかなか気づくことができません。たからこそ、目の前の課題に取り組むときは、その他無限大の可能性の分までやってやろう、という気持ちを持つことが後悔しない生き方につながるのかもしれません。

これも、実際にはなかなか難しいことではありますが、退路を断つ、という生き方を身近なものにするコツのような気がします。