2010-01-01から1年間の記事一覧

紅葉と人目

紅葉の季節になってきました。 個人的には紅葉だけでなく、いつも山々を眺めることは好きなのですが、特別何もない季節に山々をじろじろ見ていると、ちょっと人目を気にしてしまうことがあります。「何をやっているんだろう」「変な人」と思われても別に構わ…

競争相手のパット

(最近すっかりイメージダウンしてしまったようですが)タイガー・ウッズ氏が以前、次のように語っていたそうです。 「私は、競争相手のパットを『入れ、入れ』と念じるようにしている。そうすれば、不思議と自分自身も、いい状態でパットに入っていくことが…

寺子屋で教えていたこと

江戸時代の寺子屋では、わずか7歳くらいの子どもたちに、論語などの言葉を覚えさせていたそうです。もちろん具体的な意味を解説するのではなく、子どもたちに音読させて「論語を体にしみ込ませる」ことを徹底していたようです。 私自身、論語に限らず、いわ…

久しぶりの晴天

ずっと曇り空の日が続いていましたが、昨日の午後から晴れ間が覗きました。 久しぶりの青空だったので、思わず外に出て少し歩きました。気候もちょうどよかったし、冷たい風も吹いていて、非常に快適でした。 今日は、朝から晴れています。青空は、やっぱり…

6年目を迎えるにあたり

今日は、株式会社ホーガを設立して6年目を迎える日です。本当に多くの人のおかげで今日を迎えることができました。ただ、今日ばかりは、極めて個人的な気持ちを整理させていただきたいと思います。 11月1日は、弊社の設立の日であると同時に、父の誕生日で…

秋空と秋雨

今日は朝から雨が降っています。 今日に限らず、今週は本当に寒い日が続きました。個人的には、秋の高い青空が好きなのですが、今週はあまり秋空を堪能することができませんでした。 秋雨の厚い雲のその上には、爽快な秋空が広がっていることをイメージしな…

学問で大切なこと

論語の中に、次のような内容の言葉があります。「学問で大切なことは、『学ぶこと』と『考えること』である。学んだだけで考えないと、道理の中心がつかめない。また、考えただけで学ばないのもいけない。自分の主観だけにとらわれて先人の教えを無視するの…

夜の散策

先日、夜になってから都内の街を散策しました。虎ノ門から新橋に行き、銀座を抜けて丸の内、大手町と歩きました。とても快適な散策でした。でも、何かおかしいような気が。。。 それは、以前なら、もっともっと混んでいて、歩くにしても人を避けたり人の波に…

知ることと知られること

「子(し)いわく、人の己を知らざるを患(うれ)えず、人を知らざるを患うと」 論語にある言葉です。「人が自分のことを知らないことに心を砕くのではなく、自分が人のことを知らないことに心を砕く」という意味だそうです。この言葉ですが、「ビジネス」に…

ただ為すべきことを

論語の中に、(先生である)孔子をはじめ、それぞれが自分の理想を語り合う場面があるそうです。ある人は、次のように語ります。「私は、私が出世して馬車に乗ったり高価な着物を着たりする身分になっても、友人とともにそれに乗り、友人とともにそれを着て…

自分のためかチームのためか

私が中学2年生だったときの話が(昨日から)続くのですが、野球部に所属していた私は、夏の大会当日になってレギュラーを外されてしまいます。それまでずっとバッティングが好調だっただけに、とてもガッカリしました。そして、大事な夏の大会本番において…

ベンチウォーマー

中学2年のとき、野球部の夏の大会で、私は控えに回ることになりました。一応私はレギュラーの背番号をつけてはいたのですが、試合当日、監督の采配で控えに回されました。 私が控えに回った原因は、自分なりに理解していました。夏の大会までの直前の練習試…

「卑屈」と「謙虚」の違い

「逆境のときにおいても卑屈になってはいけない、なぜなら『卑屈』は、『傲慢』と同じ根から生えてくるからだ」という言葉を聞いた記憶があります。また、「逆境のときに『卑屈』になる人間は、順境のときに『傲慢』になる人間だ」と聞いた記憶もあり、自分…

図書カード

先日、図書カードで本を買いました。いろいろ読みたい本があるのですが、「まだ買わなくてもいいかなあ」と思っていた本を、思い切って買うことができました。図書カードのおかげです。 たぶん図書カードを持っていなかったら、当面は買うことのなかった本で…

クライマックスシリーズ

日本のプロ野球が、クライマックスシリーズに突入しています。昨日は、パリーグ3位の千葉ロッテが1位のソフトバンクを破り、日本シリーズ進出を決めました。パリーグのクライマックスシリーズは、3位の千葉ロッテと2位の埼玉西武の試合から、「どちらに…

人柄

最近テレビを見ていて、「感じのよい人」が多く出演していると感じます。もちろん、誰も「感じの悪い人」を見たくはないでしょうから、それは最近のテレビに限ったことではないのでしょうが、最近のテレビを見ていて特にそのことを意識します。 それは、「感…

決めることと裁くこと

私自身が起業してすぐ、事務用品は何を買うか、電話はどうするか、パソコンはどうするかなど、本当に細かい一つ一つを自分で決めなければ何も進まないことを実感したことがありました。そのため、それまでどれほど会社の人や上司などに依存して仕事してきた…

機械と道具

草刈機で、田んぼの古株から伸びていた新芽を刈り取りました。短時間に、全部を刈り取ることができました。怪我をしないように、また古株を残さないように、丁寧に刈り取っていかなければなりません。それでも、どんどん田んぼがきれいになっていくのが実感…

感謝する人とされる人

ときどき実家の家に、自家栽培した野菜や果樹類を差し入れしてくれるおばさんがいるようです。そのおばさんの息子さんが、私と小学校の同級生でした。 私は、その同級生のことを気に入っていました。非常に優しい心を持っていたし、ユーモアのセンスに溢れて…

誰の言葉か

インターネットでは、「ニュース」だけでなく、いろいろな人の「意見」を読むことができます。それぞれがとても勉強になります。 そして、「ニュース」にしても「意見」にしても、それを書いた企業や人は誰なのか、ということを、(無意識であったとしても)…

独りを慎む

「慎独(しんどく)」という言葉があるそうです。「独」という言葉には二つの意味があって、「孤独」という意味と、「絶対的存在」という意味があるそうです。そして「独りを慎む」という場合には、「独」を「絶対的存在」と捉える必要があるようです。「絶…

景気変動と伊勢神宮

「景気が下向きのときは、伊勢神宮の参拝者数が上向きになる」そのような仮説を考えずにはいられませんでした(すでにそのようなデータがあるのかもしれませんが…)。 先日、伊勢神宮の近くを通り抜けていったのですが、伊勢神宮の駐車場に向かう道路だけ大…

山の中の小さな運動会

帰省したときには、いろいろな道をドライブすることが楽しみの一つになっています。先日もある山道をドライブしました。 初めて通る山道であり、また地図を見ながらドライブしているわけではないため、二車線の道路が突然小さな一本道に変わるときには、少し…

動く日と静かな日

インターネット上のニュース記事を見ていると、頻繁に更新されることもあって、「今日はいろいろなことが起こるなあ」と感じる日があります。あくまで個人的な感覚であって、客観的なものではないのですが、それでも「今日は世の中、動いているなあ」と感じ…

本の多様性

「ダイバーシティ」という言葉を最近よく耳にします。「多様性」という意味で、民族の多様性、性別の多様性(性別においても男と女の2つだけに割り切れるものではないようです)、帰属意識の多様性など、さまざまな「ダイバーシティ」を受け入れていくこと…

敬意の前後

ある著名な経営者の本を読んでいると、「今は亡き人をずっと私淑している」と書いてありました。そこで、今度は「私淑されている人」の本を読んでみました。ところが、その本を読んでも、なかなか頭の中に言葉が入ってきません。文語調の慣れない言葉である…

気持ちの乗る日と乗らない日

自分自身の反省を踏まえて一日一日を振り返ってみると、気持ちが乗っていて、最大限の力を尽くそうと何かに夢中で取り組んでいる日と、気持ちが乗らず、どうも足踏みしているなと思う日があります。それは単純に、体調の良し悪しなどが影響していることも多…

溜める力

最近読んだ本の中に「溜める力が大切」だと書いてありました。「溜める力」とは、人の意見が自分の考えと違うと思ったり何か違和感を持ったりしても、「まずは自分の中に溜めることのできる懐の深さを持つ力」のことのようです。 確かに私においても、歳をと…

地球環境問題と希望

未来を予測する人、環境学者などのお話を聞いたり記事を読んだりすると、地球環境問題によって、私たちが今当たり前だと思っているライフスタイルを劇的に変化させる潜在的強制力が、ヒタヒタと顕在化しつつあるようです。環境についていろいろなデータをフ…

六中観

「六中観」として、次の言葉があるそうです。「死中、活有り」 本当に行き詰ってしまい、どうしようもないと思うときにこそ、道は開けてくる、死んだ気になれば、開けない道はない、という意味だそうです。私自身がもし「道が開けない」と悩んでいるとしたら…