バス・ドライバー

先日バスに乗ったのですが、大変若いドライバーでした。彼は若くても(もちろんプロですから)運転技術はしっかりしていました。なぜか彼に興味を持ったのは、その「ファッション性」と「表情」にありました。

まだ「あどけなさを残す」と表現すべき「表情」を持ち、尚且つ、「ワル(悪)」を基調とする髪型・眼鏡・髭をしていました。なぜ好感を持つのか、いろいろ考えてみましたが、一つにはその「ギャップ」にあるのかもしれません。「ワル」を基調とした「ファッション性」に対し、真摯な「仕事の取組み方」のギャップがあったのは確かだと思います。


それ以上に魅力を感じたことは、やはり彼の「表情」にあるのかもしれません。奇を衒わず、斜に構えず、計算高くなく、(仕事に喜びを感じているのかどうかはわかりませんが)自分の仕事にただただ取り組むその「表情」とその「伸びやかさ」に、大きく惹かれていくのかもしれません。