「唯我独尊」という言葉があります。「世の中で自分だけが優れている」という解釈もあるようですが、本来の意味は「皆それぞれがかけがえのない存在であり、かけがえのない命である」ということのようです。
漢字をそのまま読むと、「唯(ただ)我は、独りで(あることが)尊い」というふうに読めそうです。
最近感じることは、「孤り(孤独)に耐え忍ぶことができてこそ尊い存在になれる」という意味合いも含まれているような気がするということです。
それぞれ「独り」であること自体にその尊さがあると同時に、それ故「孤独」であることに耐え忍ぶ尊さが求められていることを感じます。