先日ザッピングをしていたら、ある高名な僧侶の方がお話しをされていました。
大変穏やかな表情でした。悟りを得た人の表情とは、こういったものであるのかと思いました。
インタビュアーが「寺院の建立費用が集まらなかったらどうするのですか?」と質問されたとき、「いや、集まらなければどうすることもできないのじゃないですか?」という内容のことをおっっしゃられていました。大変痛快で、心地良さが残りました。
自分自身他人と比較するなどして、必要以上のことに拘泥しすぎているのかもしれません。
仏様の表情というと、男性とも女性ともつかず、穏やかな微笑みを湛えているものを思い浮かべます。いろいろな拘りを一度見直してみることの大切さを、思い知らされました。