砂時計

「砂が落ちていくその音によって、残された人生の時間が確実に少なくなっているのが聞こえる」

そのようなお話しを聞いたことがありました。


「必ず死ぬ運命」であることはわかっていても、「いつ死ぬか」はわかりませんし、できれば知りたくありません。

仮に私が「いつ死ぬか」を知ったことを考えてみたのですが、やっぱりそのことを自然に受け入れられるほど強くはないな、と思いました。


「いつ死ぬかはわからないけど、今は確実に生きている」という縁で、砂が落ちる音を聞きながら、日々生活していきたいと思います。