夏休みと夏季休暇

8月に入りました。8月らしい青空はまだあまり見かけませんが、でも8月になると何か独特な雰囲気があります。学生のときは、ずっと「夏休み」でした。学校から開放され、毎日わくわくしながら生活していたと思います。せっかくの機会だからいろいろなことに取り組んでみたいと思いながらも、結局は毎日遊ぶことに大忙しで、夏休みの最後のほうになって、慌てて宿題に取り組んだこともあります。


確か小学校高学年のときだったと思いますが、夏休みの自由研究として、植物の成長日記を毎日つけることに取り組んだ年がありました。7月後半の夏休みに入ったすぐのときは順調に日記をつけていたのですが、8月に入ったあたりから、どんどん空欄の日が増えていきました。そして、夏休み最後の日になって、空欄の日の天気を適当につけ、成長した内容を適当に書く破目に陥ってしまいました。だんだん「適当に書く」ことも面倒になってきて、「今日の天気は忘れてしまいました」と書いてしまうなど、最終的にはほとんど投げやりな日記になって提出したところ、後日先生がそれをクラスで発表してしまい、みんなに笑われてしまったこともありました。


「夏休み」と「夏季休暇」、同じ意味でも、やっぱりニュアンスは異なりますね。