待つ習慣

最近、あまり「待つ」習慣がありません。詩的な意味合いではなく、実際に自分自身の身体を留めて「待つ」ということです。


行列のできるお店に並ぶことはほとんどありませんし、映画なども空いているほうが好きです。もともと田舎で暮らしていたからか、混在にはあまり馴染めません。


先日、大雨で東海道新幹線のダイヤが乱れ、1時間以上名古屋駅で待つことになりました。最近「待つ」習慣のなかった私は、窓口に駆け込んで少しでも東京駅に早く着く(と思われる)指定席に変更しました。ところが、ダイヤが乱れていますので、結局は最初の指定席のほうが早く着くことが判明しました。


じっと「待つ」ことができなかったため、失敗してしまいました。それとも、「予期せぬ出来事」を前向きに捉えることができなかった気持ちを反省すべきだったのかもしれません。