目的・手段・結果

何かに取り組み始めようとするとき、「何のためにそれをするのか」という「目的」、「どうようにそれをするのか」という「手段」、「それが成し遂げられた後にはどのようになるのか」という「結果」を、いろいろと想像したり考えたりすると思います。


自分自身の反省として、ふと気づけば、「手段」や「結果」にばかり注目していることがよくあります。


「手段」は、自分自身が進歩しているのかどうかの目安として非常にわかりやすいため、ついつい気にしてしまうのかもしれません。


「結果」は、それが成し遂げられた後のことを想像するのは非常に魅力的であるため、ボーっとしていても、ついついそのことを想像してしまう時間が長くなりがちです。


ところが「目的」は、自分自身のことを意識的に反省する時間を持たない限り、なかなか考えることがありません。


「目的」は、「手段」や「結果」と比べて短期的な魅力に乏しいためか、もっとはっきり言ってしまえば、考えることに苦痛すら伴うため、ついつい後回しにしてしまうか、知らないうちにすっかり忘れてしまうこともあります。


自分自身の方向性を見失わないために、もっともっと「目的」のことを見直していく必要がありそうです。