ワールドカップの反省

残念ながら、岡田ジャパンはベスト8入りが果たせずに敗退しました。でも、その戦いぶりに、かなり勇気をもらいました。


昨日の試合を見た後、素人の私なりに「(これだけ盛り上がるワールドカップで)日本が常にベスト8程度の成績を残すにはどうしたらいいのだろうか」ということを、ボーっと考えていました。

最近読んだ本の中には、「自分だけ幸せになることはできないし、なれたとしても一瞬だけのことで、長続きするものではない」ということが書いてありました。このことは、ワールドカップにも当てはまるのではないかという気がします。

今回のベスト8の結果を見てもわかるとおり、常に上位に進出してくるブラジルやアルゼンチン、ドイツなどが、当然のように残っています。そして、それらの国々に引っ張られるように、他の南米やヨーロッパの強豪がベスト8入りしています。逆に、メキシコとアメリカ、韓国と日本は、ベスト16で敗退してしまいました。


日本がワールドカップで常にベスト8程度の成績を残せるようにするためには、アジア全体のレベルを向上させることが必要不可欠なのではないでしょうか。

そのために日本にできることは、Jリーグにおけるアジア人選手の登録を大量に受け入れ、またアジア企業のスポンサーシップを積極的に開拓し、アジア人同士で切磋琢磨できる環境を整えていくことだと思います。もちろん、アジアサッカー連盟等の意向にも気を配らなければいけないでしょうが、「アジア地区予選を突破すれば、ワールドカップでベスト8程度まではいける」ということを常態化させてこそ、日本がワールドカップで常にベスト8程度の成績を残せる近道のような気がします(もちろんそのためには、日本がアジア予選を突破できなくなるリスクを受け入れなければいけませんが・・・)。


今回の悔しさを紛らわすために、「下手の長考」をしてしまいました。今日からまた気持ちを新しくして、日々の仕事に取り組んでいきたいと思います。