退路が断たれている勇気

先日、夢を見ました。

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現在の年齢の私が、従業員として会社で働いていたのですが、突然上司から呼び出され、「君は会社に貢献していない」ということで、クビを宣告されてしまいます。

突然の出来事だったのですが、それでも私自身、薄々会社に貢献できていないことを認識していて、歯痒い気持ちを鮮明に持っていました。

その歯痒さと、現実の厳しさと、何も実現できていない不甲斐なさと、そういったいろいろな感情が綯い交ぜになって、夢の中で泣き出しました。
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最近、よく泣く夢を見ます。なぜなのでしょうか。自分自身の不甲斐なさを、顕在意識では抑え込むことができても、潜在意識のほうはごまかせないということでしょうか。


夢の中で、「この歳でクビになって、これからどうやって生きていけばいいんだろう」ということを自問します。そのとき、いつの間にか多くの退路が断たれた現状を、鮮明に認識します。


「退路を断つ」ということは、本来己の意志で行うべきものなのでしょうが、「気づけば退路が断たれていた」ということのほうが、実際には多いのではないでしょうか。

私自身、それをしっかりと認識することによって、自然と気持ちが昂り始め、「こうなったら、とことん前に進んでやる!」という勇気が沸き起こってきます。