私が「今日の目標」を立てるとき、「(自分の可能性を信じて)ここまではやり切ろう!」と考える訳ですが、毎日のようにそれが行動の伴わない目標になってしまい、そのため、結局は必要以上に落ち込んでしまったり、劣等感に苛まれたりしています。
自分自身の可能性を信じ、高い目標を抱くことは決して悪いことではないのかもしれませんが、そのために毎日自分自身が不愉快になってしまっては本末転倒です。なんとかしなければいけないと思っていました。
先日、「これくらいのことを目標にしてもいいのかな?」と感じることを一日の目標にしてみました。ところが、実際に取り組んでみると、「これくらいの目標」と思っていたことが実はものすごく大変なことで、一日時間をかけて、必死に取り組んで、ようやく達成できることでした。そうして私は、今まで自分自身の能力を冷静に判断しないまま、自分勝手な「願望」を目標にしていたのだと気づきました。
高い目標を掲げることは重要なことだと思いますが、「一日」という短いスパンでみた場合、それが到底実現できるものでなければ、どんどん自分自身が信じられなくなっていきます。そのようなことに陥らないために、「背伸びをすれば届く目標」を「今日の目標」として掲げていきたいと思います。
それが今までの私には、「これくらいの目標」と思っていたことでした。「そんなことを言う前に、まずは実行してみろ!」と投げかけられているような気がします。