感謝の心がない商い

「感謝の心がない商いは、決して長続きしないし、そもそも商いとして存立し得ない」

最近読んだ本の中に、このようなことが書いてありました。これを読んで、身につまされた気がしました。とてもシンプルでわかりやすい言葉ですが、これを日々実践するとなると、非常に大変なことだろうなあと感じたからです。


私自身、知らず知らずのうちに、自分勝手な考えのもとに行動していることがあるだろうし、自分の弱さに流されて安易に妥協してしまうことも多々あると反省します。「感謝の心がない商い」の反対にある「感謝の心がある商い」は、そういった自分自身の身勝手さや弱さに打ち克ってこそ実現できるものであると思うからです。

だから、「感謝の心がある商い」は、「今日で卒業できた」というものではなく、日々自分自身に打ち克っていくことで、少しずつ成し得ていくものなのだろうなと受け止めています。


いろいろなことでイライラすることもありますし、自分自身の弱さが勝ってしまうことも多々ありますが、「商いをさせていただいている」という感謝の気持ちを、心のどこかに持ち続けていきたいと思います。