22世紀の人から見た私

ブログの大きな特長は、その日記一つ一つが独立したURLを持ち、サイバー空間を漂うことにあると思います。そのため、私のような「何者でもない自分」の日記であったとしても、ゴミとして捨てられることがないまま、漂い続けます。

果たして、私の日記は、いつまで漂い続けることができるのでしょうか。「ストレージ」や「クラウドコンピューティング」といった言葉をよく耳にしますが、サイバー空間上に漂う情報を保存していく能力が、今後ますます高まっていくと思われます。そうなると、「ホーガの日記」も、いつかゴミ箱のようなところに入れられることはあったとしても、ずっと残っていく可能性が高まっているのではないでしょうか。


今を生きる人たちからすると、ほとんど価値のない情報であったとしても、例えば100年後、1000年後の人たちが、「2010年頃生きていた人たちは、何を考え、どのような生活を送っていたのだろうか?」という調査を開始したら、「今の情報」の価値はどうなるでしょうか。ゴミ箱のようなところからいろいろな「2010年当時の情報」を拾い始めたとき、ひょっとしたらこの「ホーガの日記」も見つけ出してくれるかもしれません。


100年後、1000年後の人たちからすると、2010年に生きていること自体、この私自身も「何者かの自分」として価値を持ってくるはずです。

今日も一日、前向きに取り組んでいきたいと思います。