先日テレビの声が聞こえてきました。ある歌手の会話でした。
「最初は、仕事が入らないことに違和感はありませんでした。むしろ、自由に使える時間が増えてラッキーくらいに思っていました。でも、私のスケジュール表は真っ白になっていて、これはどうもおかしいと思ったとき、そういえば最近、仕事をいただくことに対する感謝の気持ちをなくしていたことに気づきました」
仕事をいただいて忙しくなっているときは、仕事をいただけることに対する感謝の気持ちは薄れてしまいがちです。だからこそ、暇なときほど、仕事をいただけることに対する感謝の気持ちを忘れていないか、自問自答する必要があるということでしょうか。
仕事がいただけないときは、「何かいいアイデアはないかなあ」とか、「どうやったら稼ぐことができるだろうか」ということで悶々としてしまいがちです。でも、それだけではなく、「（仕事がいただけていないということは）仕事をいただけることに対する感謝の気持ちを忘れてしまったのではないだろうか」という「心の姿勢」に対しても、反省していきたいと思います。
ある経営者は、「暇なときほど、大切な時間だと思え」とおっしゃっています。もちろん（仕事をいただけて）忙しい時期にも感謝の気持ちを忘れてはいけないと思いますが、「暇なときほど大切な時間」と思い、アイデアなどで悶々とするだけでなく、感謝の気持ちを忘れていないか自問自答することにも意識を向けていきたいと思います。
