四六時中

最近読んだ本の中に、次のようなことが書いてありました。

「日頃の見聞を、すべて一事(自分の仕事)に結びつけることが大切です。何気なく新聞を読んでいるときも、街を歩いているときも、喫茶店でくつろいでいるときも、常に『この記事は仕事に役立つのではないだろうか、あの看板は仕事のヒントになるのではないだろうか、あのポスターは広告の役に立つのではないだろうか』といったように、とにかく四六時中、日常の経験を仕事に関連付ける努力が肝心です」


私自身、「四六時中」仕事に打ち込む努力をしてきたかと問われれば、残念ながら大いに反省しなければなりません。まだまだそこまでの姿勢を持つことができていなかったと、素直に反省しなければなりません。


私の短所でもあり長所でもあると思うのですが、「忘れっぽい」ところがあります。以前、用事を思い出してある友人に電話をしたところ、その友人が電話に出た途端、「何だ!」という口調だったので一瞬ひるんでしまいました。でもよくよく振り返ってみると、少し前に電話で言い合いになったまま途切れていたことを忘れている自分に気づくことがありました(そのため、仕事関連の用事は、しっかりメモをとるようにしています)。


一旦忘れて、気分転換することは大切なことだと思いますが、一方で「四六時中」仕事に結びつけるくらいの必死さが自分には不足していると思います。「四六時中」夢中になるということは、(サザンの歌詞にもあるとおり)本来は自然とそうなってしまうこと、止むを得ずそうなってしまう姿なのかもしれませんが、まずは意識して、「四六時中」夢中になってみようと思います。