自分の田畑

先日、次の言葉を見つけました。

「大切なことは、働く場所ではなく、働く心である」


私は、場所の制約条件などを気にしすぎていたのかもしれません。働く人の心が優れていれば、どこにいても一生懸命働けるのかもしれません。


先日、海外で活躍する日本のビジネスマンをテレビで特集していました。おそらくは私よりも年下でありながら、世界を相手に大活躍する姿を見て、私は愕然としてしまいました。それは、「嫉妬」ではなく、自分自身の反省においてのものです。「私は、あの人たちと同等以上に、仕事に情熱を傾けているだろうか、取り組んでいるだろうか」と反省してみたとき、「No!」という答えが反響してくるときには、このような気持ちになってしまうようです。


大切なことは、「場所」ではなく「心」なのかもしれません。世界中で働いていなくても、とても小さなエリアで働き続けていても、どこにいても、一生懸命働こうという気持ちがあれば、「場所」は問題ないはずです。


隣の田畑の大きさや整った設備などを羨んでみても、自分の田畑に何も働きかけることはできません。大切なことは、隣の田畑から学ぶべきことは学び、いかに自分の田畑を耕していくか、活用していくか、ということだと思います。


自分に与えられた「田畑」は、きっと自分にふさわしいものなのだと思います。その大きさや設備といった条件などにくよくよ悩むことなく、一生懸命耕すこと、有効活用していくことに励んでいきたいと思います。