聖橋と湯島聖堂

東京・小川町の交差点から見える坂の上のほうでは、ずっと気になる光景が続いています。大きなビルが建ち上がってきているのですが、それが道路の右側に建つのか、それとも左側に建つのかが判明しません。道路の右側に建つようにも見えますが、「右側にあんな大きな土地があったかなあ」と思いつつ、ずっと見過ごしてきました。そして先日、意を決して建設現場まで歩いてみることにしました。

それは、小川町の交差点からは道路の右側に建つようにも見えますが、坂の曲がり具合による錯覚なのでしょうか、実際は道路の左側に建つことが判明し、ようやく謎が解けました。大きな保険会社の本館近くに、新館を建設しているようです。


せっかく建設現場まで登ってきましたので、聖橋交差点まで歩くことにしました。聖橋交差点近くでは、道路の反対側(右側)でも別の工事をしていました。ここにも大きなビルが建つのでしょうか、この辺り一体の風景が変化していくのがわかります。


聖橋付近からは見晴らしが開けていて、個人的に好きなエリアです。先日は天気もよく、さらに人通りの少ない時間帯でしたので、淡路坂の途中で少し立ち止まり、秋葉原方面や新宿方面の景色を眺めました。新しいビルが建つなどして景色の変化はありますが、気持ちのよい開放感はいつもと変わりませんでした。


その後、淡路坂の向こう側にある湯島聖堂に行きました。今まで青銅の屋根を眺めるだけで敷地内に入ったことはなかったのですが、先日は建物の中に入ってお参りをさせていただきました。

平日の昼間はほとんど人がいなくて、ある芸能人の撮影隊が撮影をしていました。今まで全く知らなかったのですが、本殿横には孔子像が建っていました。結構な大きさだったので、驚いてしまいました。


だんだんこういった「東京観光」が楽しくなってきました。