星に願いを

今日は七夕ですので、年甲斐もないですが、願い事をしてみます。今までは自分のことばかり願い事をしていた反省がありますので、少し趣向を変えてみて。

「日本が国難を乗り越え、多くの人にとって住みよい国となりますように」


ところで、最近読んだ本には、事業や仕事の目的について、大変参考になることが書いてありました。

「仕事の目的を『自分のため』に設定している人がいます。もちろん、それも大切な目的でしょうが、それだけでは不十分です。仕事には相手がいて、相手に報酬をいただくことで成立します。だから当然ながら、相手に喜んでいただくことが欠かせません。つまり、よく言われるように、『世のため人のため』という目的が大切なわけです。でも、それだけでも不十分です。『世のため人のため』というと、とても響きのよい言葉ですので、その言葉に満足してしまい、『結局は何もしない』という事態に陥る罠が潜んでいます。だからこそ、もっともっと『自分』と『相手』を十分吟味し、自分を通して人に喜んでいただける具体的な目的を設定していく必要があるわけです」


願い事も、響きのよい言葉であればあるほど、自分自身、「結局は何もしない」という事態に陥る危険性が高いのかもしれません。自分にできること、自分のやるべきことをもっともっと自問自答していく必要がありそうです。