事業を成功させる最高の方法

事業を成功させる最高の方法があるそうです。


「事業を成功させる最もよい方法は、常識的思考を働かせることである」


事業を成功させるには、その商品やサービスに独創性が求められるという話をよく聞きます。そしてそのためは、独創的な思考が必要であるように思います。何かマジックのような、人に「あっ」と言わせる思考を持ってこそ、独創的な商品やサービスを創造できるのではないかという気がします。でも、どうやらその考え方の中に、「甘え」や「弱さ」があったようでした。


本当に大切なことは、「常識的思考」を存分に働かせ、それを存分に実行することにあるようです。例えば、「顧客の求めるものを適正価格で提供する」ということは、何度も耳にし、当たり前過ぎるくらいの「常識的思考」の一つです。しかしながら、これを実行させない大きな阻害要因が立ちはだかっているそうです。


それが、「エゴ」です。自分自身や自社の「エゴ」が「常識的思考」に優先し、「これだけ頑張ったのだから、人よりいい思いをしてもいいのではないか」などの方向に思考が進んでいき、それを実行するときには、すでに「常識的思考」からかけ離れた状態になってしまっていることが多々あるようです。


これは本当に私自分、猛省しなければなりません。「事業を成功させている」とは決して言えない状況を作り出しているのも、自分自身の「エゴ」が強すぎるからなのでしょう。もっともっと、「常識」を働かさないといけない。


「常識」と言っても、もちろん十人十色でしょうし、企業の数だけ「常識」が存在するような気がしますが、「真の常識」を働かせようとするなら、「ものの理(ことわり)」というような、いかなる状況にも当てはまる「本物の常識」を抽出させていくことができるのでしょう。


自分の「エゴ」と向き合い、「真の常識」と格闘していきたいと思います。