「一日一生」

確か元ヤンキース松井秀喜氏が、自分自身の座右の銘として「一日一生」を挙げていた記事があったかと思います。最近、スターバックスハワード・シュルツ氏の本を読んだのですが、そこにも同じようなことが書いてありました。


つまり、一日一日を大切にして、目的を持って真剣に取り組み続けている人とそうでない人とでは、到達する場所が大きく異なってくるといった趣旨の内容です。「一日一生」という言葉は東洋的なニュアンスのイメージがありますが、何かを成し遂げてきた人には東洋の人でも西洋の人でも、同じような思想、哲学を根っこに持っているのかもしれません。


何かを成し遂げるか否かにかかわらず、「一日一生」という気持ちで生きていくことは、日々を充実させていくために欠かせない思想なのかもしれません。歳を重ねるごとに、この言葉の重みが増してきています。言葉だけの上滑りを起こすことなく、実際に一日一日を大切に生きていきたいものです。