先日、プロ野球のドラフト会議が行われました。注目された早実の清宮選手は7球団が競合し、くじで日本ハムへ。今年は、100名以上がプロ野球に指名されたそうです。
ところで、ドラフト会議で指名される「順位」は実力とは関係ないとよく言われます。順位が下のほうで指名された選手が、1年目から活躍することはよくあることです。でも、プロのスカウトが見てきた選手たちなのに、なぜそのような事態が起こるのでしょうか。
もちろん、世間からの注目度があるため、ドラフトの順位が単純に実力順とはならないことは何となく理解できます。また、スポーツ選手に怪我はつきものでしょうから、上位に指名された選手が怪我で実力を発揮できないことも多々あるのでしょう。
最終的には、運もあるのでしょうが、「運も実力のうち」と言いますし、怪我に強いかどうかも含めて、個々の選手がプロ野球に向いているかどうかが大きいのでしょうか。今年のドラフト会議では、清宮選手をはじめ、高卒ルーキーでも1年目から活躍が期待される選手が多いようです。どのような状況になっていくのか。こればかりは、蓋を開けてみないとわからないところが面白いところです。