革命の本質

「インターネット革命」「情報革命」が日本経済に与えた影響について考えていた際、あることに気づきました。「革命の本質」についてです。


「革命」は、変化の一形態ではあるのでしょうが、「選択肢が一つ増えた」程度の生易しい変化ではなく、「今あるものを根こそぎ無効にしていく大転換」といったような、ブルドーザーで目の前にあるものを根こそぎ倒していくような荒々しい変化だということです。


つまり、革命前に優位にいた人・組織ほど、その影響力は計り知れないということではないでしょうか。その点、確かに日本経済は革命前、バブル経済は崩壊していたものの、世界的に優位な地位を確保していたのかもしれません。それが、中国をはじめとするアジア各国の経済的台頭とも重なり、「革命の影響力」をジワジワと受けているのが現在の姿ではないでしょうか。


だからこそ、日本企業のうち、大企業であればあるほど、「革命」を真摯に受け止め、危機感を持って臨んでいかなければいけないのかもしれません。


(また、自分自身のことは脇に置き、大きなことを考えていました。)