昨日、将棋の藤井四段が順位戦に勝利し、一期抜けで昇級、および五段に昇段されました。
ますます注目されている藤井さんですが、今まで放映された藤井五段の特集番組の中で、最も印象的だったのは、初詣の参拝の際に、神様に何をお願いしたかを聞かれたときでした。
確か「兄の受験が合格するようにお願いしました」と回答されていたと思います。もちろん、その回答にも兄思いの優しさを感じますが、特に印象に残ったのは、そのあとに答えていた内容です。
「将棋は、神様にお願いすることではないですから」
自分自身の仕事である「将棋」に対して、すべて自己責任で受け入れる覚悟を持っているように感じました。
藤井さんに対しては、「まだ中学生なのに…」という枕詞でコメントされることが多いですが、仕事に向き合う姿勢、仕事に対する覚悟は、藤井さんの親の世代である私自身、本当に見習わなければいけないことだと反省させられました。
「人事を尽くして、天命を待つ」という言葉がありますが、そもそも「人事を尽くす」ということが、欠かすことのできない大前提です。易きに流されやすい自分自身を反省して、仕事に取り組んでいかなければと思いました。
