過疎化がすすむ山村に、桜の名所があります。久しぶりに、その桜の名所に行ってきました。山の中にある名所ですが、平日にもかかわらず、多くの観光客で賑わっていました。
最近では、定年退職後の世代のみ人口増加が続いているようで、そのため、平日でも週末でもあまり関係なく観光地には人が集まるようです。
すでに、千回以上、この季節になると桜の花が咲いていることになります。千年以上前に植えた山桜の木が、今も残り、残るだけでなく、ますます人を惹きつける人気スポットとなっていること自体、不思議な力を感じます。
もちろん、地元の方々の努力も忘れてはいけないでしょう。お金をとるわけではないのに、いつ行っても山桜の参道は綺麗にしてありますし、まだそのシーズンではありませんが、桜が映えるように田圃には水がはられています。
そのような気遣いがあってこそ、ベテランの山桜は、人々の期待にこたえ続けてくれているのでしょうか。