昨日、銀座周辺を歩いていたら、目の前の学生らしき人たちから「ソフトバンク、やばくない?」という会話が聞こえ、何か楽しそうでした。
ソフトバンクの何が「やばい」のか、おじさんである私自身はそのとき全く気付いていなかったのですが、最寄りの駅まで歩き、電車が到着するまでの間、少しスマホを見ようとしたところで、ようやく学生さんたちの会話の意味を理解しました。
ソフトバンクのスマホが、完全に「圏外」となっていました。あのとき、学生さんたちの会話を聞いていなかったら、「自分のスマホだけ、つながらなくなったのかな?」と、少しパニックに陥っていたかもしれません。学生さんたちの会話を(盗み聞きしたつもりはないのですが…)キャッチしたおかげで、おそらく他のソフトバンク・ユーザーも、スマホがつながらない状態に陥っているのだろう、ということを理解でき、慌てることがなくなりました。自分一人のスマホがつながらないのであれば、ソフトバンク・ショップに行くなどして何とかしなければなりませんが、大規模な通信障害であれば、きっとソフトバンクのほうで目の色を変えて復旧作業にあたっていることだろう、ということが想像できたからです。
結局18時以降に復旧したようですが、まさに若い人のスピーディーな情報感度のおかげで、おじさんである私自身、慌てることなく、復旧までの時間を過ごすことができました。また、今回のことを通して、スマホにかなり依存している自分自身の姿を冷静に見つめなおす機会ともなりました。
さらに言えば、何かトラブルに遭遇したとき、若い人のように、トラブル自体を楽しむ発想が最近は欠落していることを反省しました。ちょっとした気持ちの転換で、前向きに生活していきたいものです。