常識は動いている

常識とされる考え方や社会通念は、いつも同じではなく、少しずつ変化しているようです。50年近く生きてきて、そのことを実感しています。

 

最近、私の世代よりももっと若い人が書いた本に、同じような内容を見つけました。

「僕たちの親の世代が刷り込まれた常識と、現在の常識はすでに変化している。」

 

確かにその通りなのかもしれません。定年まで雇用が守られる時代ではなくなりつつあるし、影響力のある大手企業でさえ労働環境の改善を求められる時代です。

 

これからは、組織としての結び付きが緩やかとなり、個人としてどのように働いていくかが問われる時代になっていきそうです。日本自体は人口減少社会に突入していますが、 AIやロボットによっていかに業務を効率的にこなしていくかが重要な課題となっています。

 

そのような環境にあって、危機感を持つことはもちろんですが、環境変化を前向きに捉えて積極的に仕事と向き合っていくことができるかどうかが、大きな分かれ道となりそうです。