将棋の神様

将棋のイベントで、「将棋の神様がいるとすれば、何をお願いしたいですか?」という質問に対し、藤井聡太七段の回答が「まさに神回答」と話題になっています。

 

「将棋の神様がいるのであれば、一度お手合わせをお願いしたいです。」

 

神様のお気持ちは人間には計り知れないものですが、でももし本当に将棋の神様がいらっしゃるのであれば、きっと微笑んでおられるような気がします。

 

もしも私が将棋の棋士だったら、「大きなタイトルを一つ獲りたい」「来年はもっと勝率を上げたい」といったように、自分自身のエゴを満たすことをお願いしていたと思います。

 

でも、藤井聡太七段の場合は、将棋をもっと楽しみたい、将棋がもっと強くなりたい、という純粋な気持ちが強いから言える内容なのでしょう。

 

今の藤井聡太七段に期待されることは「史上最年少の○○」という肩書きですが、やっぱり最終的には羽生さんの持つ通算タイトル数、現在も増やし続けていらっしゃる通算勝利数に挑戦してほしいというファンは多いのではないでしょうか。

 

それを目撃するには私自身も長生きする必要があり、老後の密かな楽しみとなっています。