大熱戦

昨日の藤井聡太七段と永瀬拓矢二冠の一戦は、久しぶりに手に汗握る大熱戦となりました。こんなに興奮したのは、昨年のラグビーワールドカップ以来でしょうか。

 

無料のインターネットテレビで最初から最後まで中継されていたのですが、序盤から難しい局面に突入し、一手間違えるとすぐ敗戦に直結するようなハラハラする局面が続きました。多くの将棋ファンがつぶやいていたようですが、昨日は一日中仕事が手につきませんでした。

 

途中で永瀬二冠の見事なさばきがあり、今回もあと一歩のところで藤井七段が負けるのかな、と思って見ていました。ただ、それでも極端に局面を悪くしないよう藤井七段が粘り強く指し続けた結果、最後の最後で藤井七段の勝ちとなりました。

 

序盤から叩き合いが始まり、それでも途中で形勢が偏ることもなかったため、なかなか目を離す隙を与えてもらえませんでした。ずっと引き込まれてしまっていました。やっぱり超一流同士の真剣勝負は何かが違いますね。もちろん全力で勝ちに向かっていくわけですが、相手の実力がわかっているからこそ、勝負そのものを楽しんでいるかのような二人の表情が印象的でした。