安倍首相

先週、安倍晋三氏が首相の職を辞することを発表されました。病が理由ということですから致し方ありませんが、非常に残念です。

 

安倍首相の結果責任に対していろいろな意見があるのは当然でしょうが、少なくとも私個人としては安倍さんが首相の座にいる間は安心感がありました。これからの令和時代、何人かの首相が誕生するでしょうが、果たしてそのうち8年近く首相に君臨できる人が現れるでしょうか。

 

もちろん、長く続ければいいというものでもありませんが、安倍さんの人柄、仕事に対する誠実さは映像を通して伝わってきました。

 

辞任発表直後、NHKのニュース番組で街頭インタビューを流していましたが、街の声はどれも辞任していく安倍さんに対して手厳しい意見ばかりでした。

 

それを見て「自分の感覚って、普通とは違うのかなあ」と一瞬思いましたが、すぐに納得しました。おそらく番組制作側の意向で、安倍さんに対して手厳しい意見ばかりを放映し、「街ではそういった声が多い」ということを印象操作しようとしたのでしょう。

 

最近は新聞やテレビ番組以外に、インターネットの動画サイトを通して様々な意見を聞くことができるようになりました。そのおかげで、自分自身の感覚が「別に変ではない」と思えるようになりましたし、逆に変だと思うことは堂々と意見してもよいのではないか、場合によっては小さな声でも意見すべきではないか、と思うようになりました。

 

「操作主義」が蔓延る世の中と言われています。そしてその「他人を、大衆を、操作しようとする気持ち」は、エリートの立場であればあるほど密やかに浸透しやすいものなのかもしれません。だからこそ、私たち個々が自ら考え、感じ、簡単に流されることのない錨を持つことが大切であることを痛感しました。

 

安倍首相、長い間、ありがとうございました。