京(けい)の世界

現在、世界中の株式時価総額は約1万兆円、つまり約1京円ということです。

 

今までは「兆」の単位までしか目にすることはなかったのですが、いよいよ「京」という単位も馴染んでいくことを求められているようです。

 

今後、世界を表す上で「京」のさらに先を行く単位まで必要になっていくのでしょうか。ちなみにネット検索したところ、「京」の次の単位は「垓(がい)」、その次の単位は「𥝱(じょ)」でした。ここまできてしまうと、単位を表す漢字自体に馴染みがありません。

 

さらに単位を進めていくと「不可思議(ふかしぎ)」という単位まであります。将来、漢字一文字では表せない数値の単位まで必要になれば、おそらくそのときには「数値の単位見直し法案」が出されることでしょう。

 

そのときには私は確実に生きていないでしょうが、日本がより良い国になっていること、日本語が引き続き使用されていることを草葉の陰から願いたいと思います。