コロナ禍と物価高の爪痕

今年の五月からいよいよ新型コロナウィルスが2類から5類に引き下げられ、行動制限がほとんどなくなるようです。もうすでに電車の中は以前のようにかなり混んでいますし、街の人の多さも以前と同じような感じがします。

ただ、やっぱり以前と比較して大きく変わったと思うのは街並みの店舗です。多くの店舗が休業したり閉店したりして、まだ新しいお店が出ていないところが多々あります。コロナ禍を通して飲食店を運営している人は、どうしても新たな出店に対しては慎重にならざるを得ないでしょうし、さらに最近の電気代・ガス代・原材料費等の高騰が追い打ちをかけています。

建物の老朽化による中小規模のビルの建て替え時期も重なっているようで、古い建物があちこちで取り壊され、更地になるところが増えています。新たなビルが建てばよいのですが、ほとんど一旦は駐車場になるようです。

世界的な不景気が今後2〜3年は続くと予想する記事をときどき目にします。景気は波ですから、アップダウンの繰り返しです。大切なことは、致命傷を負わないように工夫するということでしょう。節約しつつも、気持ちを前向きにして生活していこうと思います。