50代にもなると、精神的に大変なことが積み重なってくるようです。親の介護もそうですし、仕事人生が見えてくるのもその一つです。また、老眼をはじめ、体力面の衰えも感じてきます。
いよいよ残りの人生を明確に意識するようになってきました。あと何年生きられるかわかりませんが、どのように人生を終えたいかを想像することがあります。残りの人生を悔いなく生きるためのヒントが、マッチ売りの少女の童話にあると思います。
マッチ売りの少女は、周りの人から見れば悲劇の人でしたが、マッチの火がついている一瞬だけは幸せだった。そして最期に、大好きな祖母が迎えに来て、祖母と一緒に天国へ昇っていく。
それは作り話かもしれませんが、一瞬を大切に生きることの重要性が垣間見えます。最期に幸せな一瞬を通して人生を終える。そんな生き方ができるように、これからの時間を過ごしていきたいと思います。