「技術屋」として有名な社長の本を読んだのですが、非常におもしろかったです。
「技術よりも大事にしなければならないのは、人間の思想だと思う。技術は、あくまでも人間に奉仕する一つの手段にすぎない」
という内容の箇所がありました。実際に「技術屋」として、現場重視の経営を貫き続けてきた社長の言葉だけに、非常に重みがあるように感じます。
仕事を通して専門的なスキルを磨き、それを商品なりサービスというカタチあるものにしてお金を得るのは、人間の思想あってこそ、ということでしょうか。
またこの本では、社長が自らの欠点（かもしれない部分）を包み隠さずにいろいろ書いているところに、大きな魅力を感じました。そのことによって、周りの人を惹きつけていたのかもしれませんね。
