2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

名作

高校生のとき、夏目漱石の本を読んで、登場人物が日常のほんの些細な(と第三者には思える)ことに悩まされ、傷ついていることに時代を超えて共感した記憶があります。 江戸時代以前の作品、外国語による作品は、それを読みこなすための基礎学力が必要になっ…

「根を張る」

「不遇な時は、下へ下へと根を張らせ」ある先生に教えていただいた言葉です。うまくいかないときは、じたばたしたりじっとしているのではなく、「下へ下へと根を張らす」ことが重要だということです。しっかりと実力を蓄えていくべきだということでしょうか…

「深根性」と「浅根性」

深く根の張る木の特徴を「深根性」といい、浅く根の張る木の特徴を「浅根性」というそうです。 さまざまな環境問題が浮上してきている現在において、「深根性」の木にますますスポットライトが当たっていくのかもしれません。「深根性」の木による森は、植樹…

日本の植生帯

広域的な植生の分布を分けたものを「植生帯」というそうですが、日本においては、「常緑広葉樹林帯」(主に西日本)と「落葉広葉樹林帯」(主に東日本)がその多くを占めるようです。常緑広葉樹林では、スダジイ・アラカシ・アカガシ・タブノキ・ツバキなど…

潜在自然植生

「見えないものを見る力」現在の私たちが目にする植生は、そのほとんどが人間の干渉を受けて形成されているようです。 「潜在自然植生」とは、人間の干渉がなくなると仮定したときに、その土地が支え得る最も発達した植生のことを指すそうです。つまり、人間…

鳥の目

サッカーの中村俊輔選手ですが、試合中には上からみた全体のイメージを常に持っているそうです。誰がどこに動きそうか、「その先の変化」に対応して自分はどこに動くべきか、どこにボールを蹴るべきか。実際に自分自身を上から見る目、少し離れた距離から自…

強さの秘訣

あるメジャーリーグの(ヤンキース以外の)名監督が、「なぜニューヨーク・ヤンキースはいつも強いのか」を真面目に考えたそうです。そして、ハッとしたそうです。「ヤンキースの選手が守備でグランドに散らばっていくとき、どの表情も(腹が立つほど)自信…

習慣

自分自身の能力を高めていくために、よりよい生活をしていくために、「よい習慣」を身に付けたいと思います。 しかしながら「よい習慣」には、どうも精神的抵抗がついて回るようです。「習慣」にするには重過ぎる内容だとすぐにやめてしまうので、「少し背伸…

集合写真

「写真を撮っても、持ち歩くこともしなければ滅多に見ることもしない。だから、写真を撮ることに対して、前向きな動機があるわけではなかった。しかしながら、普段はあまり意識していない団体の集合写真を私が撮ることになり、全員がカメラのレンズに視線を…

背伸び

買うかどうか迷う本があります。現在の自分自身では読みこなせないと感じることが、迷う原因になることがあります。「今の自分には少し難しすぎるかな」と思い、「今買うべきではない」「いやチャレンジすべきだ」などと迷ってしまいます。 結局買うことにな…

地球空間と仮想空間

日本は人口減少社会に入ってきていますが、世界的には人口が急増しています。「地球空間」は有限ですので、人類が生存し続けることができるような工夫を凝らす必要性が高まってきているようです。 しかしながら、制約のない社会、どんどん進化発展し拡大して…

「野球」の楽しさ

昨日のクライマックスシリーズのロッテとソフトバンクの試合は、雨が降り、さらに強風の中での試合のようでした。また大リーグでは球場内に虫が大量発生し、虫とも闘かわなければいけない試合がありました。 快適な空間で試合を見るのもいいですが、一流のプ…

一勝九敗

「一勝九敗」を読みました。「失敗から学ぶ」ということの大切さが書いてあったと思います。「致命的な失敗は(もちろん)してはいけないが、実行してみて学んだことを基に修正していけばいい」という内容のことが書いてありました。「失敗には成功の芽が潜…

これからの労働環境

最近、数名の大学生の方とお話する機会に恵まれました。私が大学生だった頃(10年以上前)と比べると、前提とする雇用環境の認識の違いを感じます。 お会いした大学生の方々は「終身雇用」を雇用環境の前提としていないことを明確に感じ取ることができました…