最初で最後の・・・

先日、中学校の文化祭に行ってきました。


この日は堂々と母校に進入できる日であるため、いろいろな会場を見て回りました。
20年以上振りの進入だったのですが、校舎にしろ体育館にしろ、イメージしていたものより広く感じました。また、不思議と懐かしさは感じなかった。私たちが卒業した後も有効活用されていることの証明でしょうか。


特に違和感があったのは、グランドの広さでした。予想以上に広かった。

中学のとき私は野球部に入っていたのですが、一度練習試合でホームランを打ったことがあります。特別パワーのあったバッターではありませんでしたから、それが私にとって最初で最後のホームランでした。


中学生だった私が、この広いグランドの端から端まで打球を飛ばしたことが今となっては不思議でした。

そのホームランの後、私はピッチャーに転向しました。ピッチャーの練習に打ち込むようになってからは、ホームランどころかヒットもあまり打てなくなってしまった。


野球の解説で、「このホームランが大きかった」とか「このプレーが大きかった」というものがあります。試合の流れを変える一瞬であったということでしょうか。


私が最初で最後に打ったホームランは、練習試合でしたしあまり意味がなかったと思いますが、これからの私にとって大きなものにしていきたいと思います。