試験勉強をするにあたり、その数週間前は会議室を開放した会社がありました。会議室を開放するかどうかで、上司の間で興味深い話し合いがあったようです。「家だと誘惑が多くて、到底勉強に集中できない」という意見と、「家だと勉強ができないという感覚がさっぱりわからない」という意見があったそうです。
話が飛んでしまいますが、ある日本の大リーガーが、せめて食生活だけはイチロー選手のまねをしてみようと考え、一度試してみたそうです。でも、精密な機械のように決まりきった食生活に、すぐに音をあげてしまったということです。
「やるべきことを、どこでも自らしっかりやることができる人」が天才なのか、「やるべきことを、誰かに見張ってもらわないとやることができない人」が普通の人なのかわかりませんが、少なくとも前者の人は少数派ではないかと思います。
そして、自分自身は間違いなく後者のほうです。だからこそ、自分自身の弱さを嫌というほど認識して、日々工夫していく必要があります。