節分の風物詩

「節分」と言えば「豆まき」というイメージしかないのですが、昨日のコンビニからは、新しい風物詩をしっかりイメージづくろうとする動きを感じました。

昨日、コンビニの店の前で店員が声をはり上げて何か売っていたので、「今日は何の日だっけ?」と一瞬考えてしまったのですが、昨日は「節分」でした。そして、店頭では恵方巻きを売っていたのでした。他のコンビニ店にも入ってみたのですが、おにぎり近くのスペースに「恵方巻きコーナー」を設けていました。


去年までは、節分に恵方巻きを大々的に宣伝し、本気で売っていこうとする動きはなかったように思います。豆まき用の豆を売る店はいろいろとありましたが、そんなに大きなスペースをとっていなかったように思います。昨日まで、コンビニやスーパーでは確かに豆のスペースがあることはあったのですが、わずかなスペースしか設けられていませんでした。昨日のコンビニにおける「恵方巻き」の力の入れ方は、新しい市場を自ら作り出していこうとしているように感じました。


恵方巻きは、もともと大阪方面にあった文化のようです。そのためなのでしょうか、東京で節分に恵方巻きを大々的に宣伝されることはなかったものの、新しいきっかけにと、今年から仕掛けられたということでしょうか。


街の動きをいろいろ観察するのは、おもしろいですね。