最近、とても大切なことを学びました。
−−行動とは、認識の最も洗練されたスタイルである−−
つまり、「行動」と自分自身の理想やビジョン、理念や想いといったものとどのような関係性があるかというと、次の言葉に収斂されるようです。
−−行動とは、己の想いを試し、己の想いを鍛えていく大切な手段である−−
自分自身の行動力を「全然足りない」と感じるとき、それは自分自身の想いに対する真剣さが全然足りないということであると考えられます。
自分自身の行動力の欠如を嘆くとき、同時に自分自身の想いに対する真剣さを反省していきたいと思います。
まさに「知行合一」とはこのような意味のことなのでしょうか。「知」と「行」は切っても切り離すことができず、「行」に物足りなさを感じるときは「知」も何か不足しているということですし、「知」の奥深さが足りないと感じるときは、「行」の不足が起因しているのかもしれません。
「知行合一」という言葉そのものは知っていても、人によってその言葉の意味を捉える際の深さが全然違うのだなあと改めて思い知らされました。まさに「下段者、上段者の真意を知らず」ということなのでしょう。
謙虚に、しかも真剣に、「知行合一」で生きていければと思います。