深い経験

−−苦しい経験や悲しい経験は、自分自身を磨いてくれる最高の機会−−


最近、このような言葉をいろいろなところで何度か目にしました。私自身が本当に深い苦しみや悲しみを経験しているのかどうかはわかりませんが、本当にそうだなあと思います。「自分はどうしてこんなに苦しまなければならないのか」「どうして自分だけこんなことになってしまうのか」とついつい思ってしまいがちなこともありますが、最近いろいろな人と話をして気づいたことがありました。


−−40年以上も生きていれば、誰だって何かしらの苦しい経験や悲しい経験をしているし、今でもそれを抱えながら踏ん張って生きている−−


「ああ、自分自身は茨の道を進んだ気になっていたけど、そうじゃなかったなあ」とつくづく思い知らされます。逆に私自身、まだまだ本当の深い苦しみが足りないのではないかと反省させられます。というのも、どのような働き方を選ぶか、どのような生き方を選ぶかということよりも、もっと大切なことがあると思い知らされたように感じるからです。


−−どれだけ真剣に生きるか、どれだけ真剣に仕事に打ち込むか−−


情けない話ですが、そのことを考えるとき、やっぱり自分自身は「まだまだ足りない」と反省せざるを得ません。


−−まだまだ足りない、まだまだ、全然足りない−−


それが、今の自分自身に対する正直な反省です。足りない部分を埋めていきたいと思います。いや、「足りない」という感覚すら忘れてしまうほど熱中して生きていけたらと思います。


−−反省しても実行しなければ、何も反省しないのと同じ−−


この言葉も、最近気になる言葉です。自分で自分に対し、「いいから実行しろ」と催促しているような状態でしょうか。実行の伴う反省をしていきたいと思います。