当事者の苦悩

今日の早朝、ブラジル・ワールドカップの開幕戦を見ていました。前半戦はきっちり見ていたのですが、気づけば後半戦の途中でウトウトしてしまい、いつの間にか2対1でブラジルが逆転していました。その逆転したブラジル2点目の得点シーンが西村主審の「疑惑の判定」にあったということで、どうやら肝心なシーンを見落してしまったようです。


実際、そのシーンを自分自身がライブ観戦していてもその判定が正しいかどうかがわかるはずもなく、ただ試合の成り行きを見守るだけだったでしょうが、開幕戦の重要なシーンであったことは間違いがないようです。


西村主審の判定が正しいか誤りかはわかりませんが、「当事者」となることで厳しい批判に晒されることを知らされた出来事でした。クロアチアニコ・コヴァチ監督は「あれがPKなら、我々はバスケットボールをしないといけない」というコメントを発表したようですし、欧州の多くの専門家も「あの判定は誤りであった」と言っているようです。


「当事者」になることは本当に大変なことで、深い覚悟が求められていることを思い知らされます。