仕事をしていると、心が折れそうになることがしばしばあります。そんなとき、歯を食いしばって「踏み留まる」ということも大切だと思いますが、私自身、その日一日はとことん気持ちを落とし込むこともあります。逆にそうすることで、スッキリすることがあるからです。
そんなとき、気持ちを落とし込むことで、浮かんでくる言葉があります。
「それでも」
「それでも」のあとには、どのような言葉が続くだろうか。仕事自体がうまくいかなかったり、人間関係で悩んだりして、目の前にマイナス志向の出来事が現れたとします。そして、「それでも」の言葉のあとに、マイナス志向の言葉が続くようであれば、かなり深刻だと思います。例えば、「それでも、何もやる気が起こらない」「それでも、自分の能力では無理だ」というように。
でも、気持ちが踏み留まれる日や、一度気持ちをしっかり落とし込んでおくと、自分自身の傾向として、「それでも」のあとには、前向きな言葉が出てくることが多いことに気づきました。
「それでも、このことをし続けよう」「それでも、試行錯誤し続けよう」というように。
マイナス志向の現象は、特に印象が強いため、すぐに気持ちが折れてしまいがちですが、「マイナスの現象」に「それでも」という言葉をつなぎ、自分自身に投げかけてみることで、眠っていたプラス志向の考えが出てきて、「プラスの行動」が生み出されればと思います。
そんなに簡単なことではないでしょうが、「それでも」のあとに、自分自身はどのようなことを言えるか、自問自答していきたいと思います。
