里山の異変

最近帰省したとき、山道で野生の鹿と猪に遭遇しました。猪は、土の塊が突然動き出して目の前に現れたような恐怖がありました。鹿は、かわいらしい顔をしているのですが、想像以上に大きかったためか、こちらも恐怖を覚えました。


20年ほど前までは、里山にいても滅多に野生の動物に遭遇することはありませんでした。最近では暖かい季節になると猿も頻繁に姿を見せるため、「里山の姿」はずいぶん変化してきたように感じます。


深い山の中には、野生の動物が食べるようなものがなくなってきたのでしょうか。里山で育てる農作物だけでなく、木の芽や花をも食べて去っていきます。


野生の動物と里山とのほどよい距離感を取り戻すには、どうすればいいのでしょうか。