一番無駄のない生き方

会社を続けていくために、いろいろなことで節約しようとします。それは会社のことだけではなく、個人の生活においても同じです。そのようなことをずっと考えていたのか、最近「一番無駄のない生き方」を思いつきました。


それは、「生きない」ということです。もちろん「生きない」とは比喩ですが、じっとしていて極力活動的にならない生活が、一番無駄がないのではないかと思います。

積極的に「生きよう」とすることによって、さまざまな無駄が生じてきます。効率的な投資を行おうとしても、いろいろなことに欲が出てきますし、何が一番効率的な投資なのかは、なかなか簡単にわかるものではありません。


そのため、極力無駄をなくそうと思ったら、極力活動的にならないのが一番です。「何もしない」ことほど、無駄のないことはありません。でも、それって本末転倒のような気がします。何のために無駄をなくすのか。それは、よりよい経営、よりよい生活をしていくための一つの(でも重要な)手段であるはずです。

無駄をなくすために「生きない」ということは、「死ぬことを恐れている」ということでしょうか。「The Rose」の歌詞にありましたね。

「死ぬことを恐れる魂は、決して生きることを学ぶことができない」


やっぱり、積極的に生きたいと思います。私自身、積極的に生きたいのであれば、無駄とうまく付き合っていく必要がありそうです。これからも、いろいろ無駄なことをしていくかもしれませんが、「無駄のない生き方」を目指すのではなく、「無駄を活用する生き方」を心掛けていきたいと思います。