地球環境問題と希望

未来を予測する人、環境学者などのお話を聞いたり記事を読んだりすると、地球環境問題によって、私たちが今当たり前だと思っているライフスタイルを劇的に変化させる潜在的強制力が、ヒタヒタと顕在化しつつあるようです。

環境についていろいろなデータをフォローしている方のお話によると、「別に危機感を煽りたいわけではないが、客観的なデータが、私たちに自然と危機感を煽ってしまう」という状況なのだそうです。

例えば、食糧問題、エネルギー問題、鉱物資源問題などなど。それでは私たちは、これからどうしていけばよいのでしょうか。


あくまで個人的な意見なのですが、こういう状況だからこそ、「希望を見出し、育てる」ことが大切なのではないかと思います。将来の危機から目を逸らさず、それでも「今」私たちが見出すべき「希望」とは何かを模索し、育て、ワクワクしながら生きていくことが大切だと思います。そしてその姿こそが、次世代につなげていくべきものではないでしょうか。

縮小均衡しなければいけない部分もあるかもしれませんが、危機感を伝えるだけに留まっていたり(それを生業とする学者の方は別だと思いますが)、生き残りのためだけにライフスタイルの変更を提案するのでは、肝心の「希望」がすっぽりと抜けてしまっているように感じます。まさに「仏作って魂入れず」の状況だということでしょうか。


やっぱり「魂」の部分に相当するものは、「希望」だと思います。近い将来の危機を感じつつも、そのことから目を逸らさずに、それでもワクワクできる「希望」を常に持ち続けて生きていけるか、仕事していけるか。そのことこそが、本当に「今」求められていることなのではないか、という気がします。


まずは自分自身、自分の仕事が「仏作って魂入れず」になっていないか、大いに反省していかなければなりませんが。。。