独りを慎む

「慎独(しんどく)」という言葉があるそうです。「独」という言葉には二つの意味があって、「孤独」という意味と、「絶対的存在」という意味があるそうです。

そして「独りを慎む」という場合には、「独」を「絶対的存在」と捉える必要があるようです。「絶対的存在」とは、「唯一無二」ということで、「自分勝手」という意味ではもちろんなく、「唯一無二な存在だからこそ、自分ひとりでいる時間をいかに使うかが大切」だという意味のようです。


自分は「絶対的存在」で、「唯一無二」の存在。だからこそ、「孤独」を覚えることがあるのかもしれません。そして、「孤独」にあってこそ身を慎み、怠惰な生活を送るのではなく、「天が見ている」という意識を持って、精一杯仕事に打ち込んだり、身を正す生活をしていくことが大切だということでしょうか。


「孤独の中にこそ、自分を大きく飛躍させる萌芽が潜んでいる」と書いてあった本がありました。「ひとりの時間」を「チャンスタイム」と捉え、大いに活かしていきたいと思います。