人柄

最近テレビを見ていて、「感じのよい人」が多く出演していると感じます。もちろん、誰も「感じの悪い人」を見たくはないでしょうから、それは最近のテレビに限ったことではないのでしょうが、最近のテレビを見ていて特にそのことを意識します。


それは、「感じのよい人」の共演者たちが楽しそうに仕事をしているだけではなく、テレビの画面には出てこない「裏方」の人たちも、楽しそうに仕事をしているのが伝わってくるからでしょうか。


「人を惹き付ける魅力」というものは、天性のものもあるでしょうし、後天的に滲み出てくるものもあるように思います。そして、それを持ち合わせていない(と感じる)自分自身だからこそ、テレビを見ていて、そのことに意識が向かっていくのかもしれません。


でも、魅力のある人の「人柄」を真似してみても、あまり意味のないことだとも思います。やはり「人柄」というものは、「その人」だからこそ味わいのあるものであって、他人が真似してみても、「おかしな事態」を招くだけのような気がします。


「真似をする」より「参考にする」べきことは、テレビで「感じのよい人」の「マインドセット」であるように思います。その人の心の持ちようこそが、勉強させていただくべきことのように思います。

そして、それはきっと謙虚な心なのでしょうし、仕事仲間、仕事相手を尊重する素直な気持ちであるように思います。